2015年1月1日木曜日

『日本人て、なんですか?』 竹田恒泰 呉善花

日本人て、なんですか? 竹田恒泰 呉善花





物資を持って金沢から被災地へ行った人が、ある避難所では、「うちはまだ足りているから、もっと奥へ物資を持って行って下さい」と頼まれ、奥の被災地へゆくと、我々は足りている、もっと困っている奥へ、と11箇所めぐり、12箇所目で、涙ながらに、感謝をされ、やっと炊き出しが出来る所へ届けられた。しかし、帰ってからテレビを見ると、足りているからと言っていた避難所でも一日におにぎり1個で我慢していたことがわかり愕然とした。


若者が公のために生きようと気持ちがなくなれば国は滅びる


三島由紀夫
このままいったら日本は日本でなくなる。
日本がなくなった後には、極東の一画に巨大な経済大国が残るだけで、それは無機質で価値のないものだ。


3世紀奈良の三輪山周辺に前方後円墳ができ初めて、これがヤマト王権成立のサインだと言われている。わずか200年で東北の南、九州まで広がった。争った形跡もなく、ほぼ全国統一を果たした。
出雲も一大勢力を持っていたが、5世紀には大和王権に併合されたか話し合いで連合を組んだと思われる。


古き良き日本というのは、明治維新前夜の状況


衣食足りて礼節を知るというが、日本人は、衣食足らずも礼節は守ろうとする美しい日本人の姿がそこにはあった



皇室というのは祈る存在だと、皇后さまがおっしゃった。
国民の幸せを祈る、国母的な存在だから慕われる。



日本人は美しく生きたいと思っている。
善の道を行くというのではなく、美の道を行くのを理想として、カッコよく生きたいと思っているように見える。

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