2015年5月28日木曜日

『無から生みだす未来』 神谷隆史

『無から生みだす未来』 神谷隆史~女川町はどのように復興の軌跡を歩んできたか~






町並みや建造物、生活インフラなどの復興は目に見えるが、人間の心は見えない。


原発の町というイメージが魚や水産加工製品への風評被害をもたらし、女川ブランドの足かせになっている。


原発が怖いから、新しく女川へ移り住む人なんていない、更なる人口減少は確実


東北電力の地元業者優先政策などがあり、地元は「商売の心」を失ったという指摘がある
仮説の「きぼうのかね商店街」はいつも閉まっており、いつ行っても入りにくい。商売をしている活気がない


震災前にバラバラに活動していた業態別組織を一気に統合して
女川町復興連絡協議会(FRK)設立に向けて動き始めた。
強烈なエネルギーと異常なスピードで町づくりのビジョンを何度も提起し続けた。
「防波堤で囲わない町づくり」にも大きな影響を与えた。


震災前の「緩慢な衰退」が、いまや「加速化された危機」に直面している。
変革のリーダーが飛び出してこないところに問題の深刻さが表れていた。


女川の資産は共同体のチカラ
復興では、年長者が弾除けになり、変革リーダーや若いリーダーが牽引し、20代の若い世代がそれに呼応した、エネルギーミックスが生まれている。


「住民が主役、行政が名脇役」というスタンスで復興が進んだ


復興のドライバーには、政策や行政の支援に支えられたカネや土地という物理的な資源が重要だ。


変革リーダーの出現こそが復興のドライバー


「泣き言は決して吐かない」
「汗と涙を流しながら町をつくる」


自分たちの町は津波には弱いという認識を持ち続けることが大切
「海が見える、命をなくさない町」
津波に弱い町に住み続けるには魅力がいる。女川では、サンライズとサンセットの両方を見れる。


昔から町おこしの主役は「よそ者、若者、ばか者」










**************************************

食べたくて悶える店づくりを全力サポート
※飲食店店舗診断 無料繁盛店レポートプレゼント実施中
株式会社クインテッセンス 飲食店支援部
東京都千代田区麹町4-8 麹町高善ビル2F
HP: http://www.monzets.com

Tel   050-3367-1861
    050-3367-1862
Fax   050-3730-6736
E-Mail   info@quintessence.co.jp

オモシロキコトモナキ世ヲオモシロク@クマ吉 http://omoshiro365.blogspot.jp
読書習慣@クマ吉        http://book-kuma.blogspot.jp
飲食店を作ろう!Twitter     https://twitter.com/monzets_q
キャンプへ行こう!@クマ吉  http://ryhiruma.wix.com/camp
儲かる飲食店のつくり方    http://kuma-club.blogspot.jp

**************************************

2015年5月20日水曜日

『100円のコーラを1000円で売る方法』 永井孝尚


100円のコーラを1000円で売る方法』 永井孝尚





アメリカの鉄道はなぜ衰退したか、それは、鉄道の利用者が車やバス、飛行機を使っても鉄道会社は気にしなかったからです。彼らの考えは、自分たちの事業は「輸送事業」ではなく「鉄道事業」と考えていたんです。うちのお客様がバスを使っても、うちは鉄道会社だから関係ないと思った



ある化粧品会社は「化粧品の製造販売」する会社、もう一つの会社は「ライフスタイルと自己表現、そして夢を売ること」と定義した。
化粧品よりも技術革新で新しい美容方法が生まれるかもしれない、化粧品にこだわると変化できない

市場志向と製品志向の違い
顧客中心の考え方がないと変化ができない



会計システムが本来あるべき姿を提示した、お客が望むものを100%満たすのではなく。
単に提案するのではなく、要望の中では「これは的外れ」などの指摘もしてきた。そして、製品のデメリットも話すので、お客は信用する



顧客の満足度は簡単な式
顧客満足は「顧客が感じた価値」から「事前期待値」を引いいたもの



100%要望に応えるということは、言い換えると、「言ったことしかしてくれない」ということ、たとえ安くても0点ということ



その会社にとって、価値ある前向きな提案、要望を超えるものを提案すれば、値段が高くても100点です。

顧客の要望が一番大切と信じて疑わなかった。顧客が言っていることを鵜呑みにせず、積極的にあるべき姿を提案する



バリュープロポジションとは、「顧客が望んでいて」「競合他社が提供できない」「自社が提供できる」価値のこと



キシリトールガムは、従来のような「味」「香り」ではなく「虫歯予防」という新しい要素を加えて新市場を開いた




歯医者は虫歯を治すのは当たり前、「虫歯にならないために歯医者に行く」というビジネスモデルを考えた、半年に一度歯医者に行く(健康な歯を維持する)顧客志向
虫歯になるには日本人の1割、9割の顧客を取り込むことで潜在顧客からお金を引き出した




スキンケアカウンセリング、お客様のお肌をもっと美しくする仕事なので、スキンケアを売ることはしません。




経営者がやりたいことは、会計システムで集まった情報を活用して、会社の財務状況を改善し、経営変革をすることです




話をしたチームのメンバーが「明日から何をすればいいか?」これについて何も決まってないということは実行可能な戦略になっていないということです。




ビジネスの結果は、顧客に価値を届けられたという証拠




リッツカールトンでコーラのルームサービスを頼むと1000円する。
中身はコーラである、氷にライムがついて、適度な温度で提供される、サービスという目に見えない価値を打っているということです




ウォールマートは安売りはしているが、値引き販売をしているわけではない、、エブリデーロープライス戦略である、常に最低価格を保証するという価値を提供している




値引きは、市場リーダーだけができる、大量販売、コストを徹底下げ、世の中のほとんどの会社は価格勝負はできない




ターゲット明確化 ― ビジネスパーソン
目的の決定 ― きていみたい共感、定着
コミュニケーションの設計 ― 格好良く、温暖化防止
チャンネル選択 ― 多様なチャンネル組み合わせ
予算設定 ― 3年80億
コミュニケーションミックスの決定 ― 多様なメディアに予算配分




新しい商品がでると、真っ先に買うのがイノベーター、革新性を優先
その次がアーリーアダプター、先行ユーザーはあまり気にせず、実際に良さそうだから買う
その次が、アーリーマジョリティ、先行のユーザーが良いと証明されたから買う、
それ以外の人たちは、よほど困らない限り買わない
レイトマジョリティは、やや市場が落ち着いてから
ラガードは市場が下火になってから




顧客の言うことなんでも引き受けるのでなく
「顧客の課題に対して、自社ならではの価値を徹底的に考え、提供する」






**************************************

食べたくて悶える店づくりを全力サポート
※飲食店店舗診断 無料繁盛店レポートプレゼント実施中
株式会社クインテッセンス 飲食店支援部
東京都千代田区麹町4-8 麹町高善ビル2F
HP: http://www.monzets.com

Tel   050-3367-1861
    050-3367-1862
Fax   050-3730-6736
E-Mail   info@quintessence.co.jp

オモシロキコトモナキ世ヲオモシロク@クマ吉 http://omoshiro365.blogspot.jp
飲食店を作ろう!Twitter     https://twitter.com/monzets_q
キャンプへ行こう!@クマ吉  http://ryhiruma.wix.com/camp
儲かる飲食店のつくり方    http://kuma-club.blogspot.jp

**************************************

2015年5月3日日曜日

『まげねっちゃ』 まげねっちゃプロジェクト編

『まげねっちゃ』 まげねっちゃプロジェクト編




神様は 悪か正義か わからない


思い出は ガレキの山に なっちゃた


配食の 少なさで思う ありがたさ


ただいまと 聞きたい声が 聞こえない


がれきから やっと見つけた 父の写真


中学校 制服なしでの初登校


サッカーをすると言っていた約束は


白球を追ったあの場所仮設たち


家の跡 今その場所に花が咲く


大地震 自分の心を強くした


女川を忘れないように 写真撮る


女川の希望の星は ぼくたちだ


果たすから 君と交わした約束を


おれたちの 出せる力を全部出せ


おれたちの夢はまだまだ流されない




『車の中で見た星空』 女川一中 1年 阿部佑香
体育館で卒業式の練習をしていました。別れの言葉に入ろうとした瞬間「ゴォー」という音の後に強い地震。
私たちはパニックなって何をしたらよいのか分かりませんでした・
泣いている人もいたし、雪も降ってきて、寒さと怖さで震えが止まりませんでした。私は涙が止まらなく校庭で呆然としていました。
家の中はめちゃくちゃで足の踏み場もなく、余震も何度もきていたので、集会所に移動。
集会所には友達もいたので安心しましたが、余震は収まらなく眠ることは出来ませんでした。人も増えてきたので集会所を出て車の中で寝ることにしました。
車の中で空を見るとすごく星がきれいで明るかったのに驚きました。

そして、あらためてすごいことが起きたのだと思い怖くなってしまいました。私はこの日の夜、車の中ですごしたことを一生忘れないと思います。



**************************************

食べたくて悶える店づくりを全力サポート
※飲食店店舗診断 無料繁盛店レポートプレゼント実施中
株式会社クインテッセンス 飲食店支援部
東京都千代田区麹町4-8 麹町高善ビル2F
HP: http://www.monzets.com

Tel   050-3367-1861
    050-3367-1862
Fax   050-3730-6736
E-Mail   info@quintessence.co.jp

オモシロキコトモナキ世ヲオモシロク@クマ吉 http://omoshiro365.blogspot.jp
読書習慣@クマ吉        http://book-kuma.blogspot.jp
飲食店を作ろう!Twitter     https://twitter.com/monzets_q
キャンプへ行こう!@クマ吉  http://ryhiruma.wix.com/camp
儲かる飲食店のつくり方    http://kuma-club.blogspot.jp

**************************************

2015年4月29日水曜日

『ワタミ・渡邉美樹 日本を崩壊させるブラクモンスター』  中村淳彦

『ワタミ・渡邉美樹 日本を崩壊させるブラクモンスター』 
中村淳彦





理念とは「物事について、こうあるべきという根本的な考え」と定義とされている。
「ワタミの経営理念は自分の魂の叫び」
「24時間死ぬまで働け」という有名な理念に従い、意識や姿勢、人格や性格まで変貌して低賃金の長時間労働に走っている。


理念の追求という名目で従業員を美辞麗句によって支配し操る会社


従業員の女性が自殺した問題
遺族側は、真相究明と再発防止、ワタミ側の「誠実な」対応を求めた。
「渡邉美樹氏をはじめ、社内で責任ある立場の人が出てきて、遺族と会ってほしいという要望を提出しているが、実現してない」
会社側の回答は「会長との1回だけの面会」「面会時の録音不可」「労働組合の立会い不可」
加害者側が条件をつけるというあり得ない要望だった。
その後、ワタミは名古屋地裁に異例の加害者側から民事調停を申立てをした、申立ての趣旨はワタミ側が損害賠償の金額を決定するというものだった。


結局、裁判になり、渡邉氏が出廷する口頭弁論では、20人以上のワタミ社員が押しかけて原告側の支援者に傍聴席を確保させないように嫌がらせをした疑いがもたれた。


理念研修は、主に早朝に行われ、勤務時間外に開催されていることは言うまでもない


無限の我慢の論理であり、非常に悪質な精神論


全国津々浦々で膨大な人間が踊らされている「夢」という言葉


何の能力もない意識だけが高い若者のために無償、無条件で強力などするはずがない
「みんなの夢アワード」
目をキラキラさせた若者たちが、心から、社会のため、日本のためを思って参加している。そして、渡邉美樹は彼らの理解者のふりをしながら売名、政治利用をしている、気持ちが悪いイベント。


自分がない人間は、強い言葉にすがるしかない。


ネガティブな問題を「官」に責任転嫁。そこに、病院や介護施設の経営を立て直した、正義の味方、渡邉美樹が日本の救世主として登場するという自作自演のシナリオ



知名度は本格的に全国区になり政界進出。
53歳で文部科学大臣、55歳で総理大臣になると吹聴していたという


低賃金で長時間働かせて利益をあげるというワタミ経営をそのまま教育現場に持ち込んだ。
郁文館学園。
受験生や保護者が渡邉美樹の異常さに気づき志願者は募集人数を大幅に減らしている。


学校で、結婚している女性事務員が渡邉美樹(妻子持ち)と校長を股にかけて不倫していた。火のないところには煙は立たない。
俺と一緒になろうって口説いて旦那さんと離婚までさせている。渡邉の言葉を信じて離婚をしたMさんに「君の中に自分が求めるものがなかった」との一言メールをして関係を断絶している(週刊朝日、2010.4.30)
後から1500万円の縁切り料を渡邉側が支払ったとされる。
学園トップの不倫は学校関係者、父母までに知れ渡り郁文館夢学園は教育現場の体をなしていなかった。


ワタミ店長実名告発!「僕は目の前の焼き鳥が冷めていくのが耐えられない」という記事が掲載された。
内容は、感情論、精神論一色の衝撃的な告白。
ワタミの問題は、「労働基準法違反」「人命にかかわるコンプライアンスの問題」であるのに・・通常の感覚を持っていれば、店舗スタッフの労働基準はどうなっているか、それに対する改善策などを述べるだろうが、この店長は一切を無視して「ブラックなんていう声は関係ない」「毎日懸命に働く人生に価値がある」と、堂々と労働基準法違反を宣言して、社会と会話をする気がないスタンスである


茶話本舗の藤田英明は、渡邉美樹に影響を受けて「介護の産業化」「社会保障の産業化」を掲げている。
「感動をシェアしよう」「介護職の夢と誇りをのせて」「介護から日本を元気にしたい」「同志!」など『介護ポエム経営』に着手している。


渡邉チルドレンの一人、「てっぺん」居酒屋 大嶋啓介
朝礼でお互いの夢や仲間について絶叫しあいながら、テンションを上げて覚醒状態にして営業に突入するというものだ。
誰もが否定しづらい「夢」という言葉を利用して、従業員を洗脳して、自社の利益、自らの売名につなげている。
若者たちの純粋な「夢」を利用して、自身がセルフブランディングする渡邉美樹方法をそのまま踏襲した。
人に夢を語らせて自分が肥えるという「夢喰い」と言われる手法。
福岡市の小学校教諭が、自分の担当学級に、この朝礼を独断で持ち込み事件になった。小学校2年生の子供たちは大嶋と教諭に誘導されるままに、絶叫挨拶している。
「スーパーハッピー!ついてる!ついてる!」と叫ばされていた。
何もわからない子供に絶叫朝礼をさせる正視できない映像だ。

渡邉美樹と宗教的団体を融合させて生まれた儀式を義務教育に持ち込んだ。



______

内容紹介

日本にブラックを蔓延させた渡邉美樹とは何者か!? 現代社会を生きるための自衛の書

Q:「ブラックと呼ばれるワタミの渡邉美樹さんについて本を作っているのですが、コメントお願いできますか?」
A:渡邉美樹事務所「…タイトル的にはなかなかよろしくない本のようですね」

いまやブラック企業の代名詞となったワタミ株式会社の創業者・渡邉美樹。
彼がワタミで作り上げた経営理念とは、「夢」「やりがい」「仲間」などという綺麗な言葉で労働者を洗脳し、骨の髄までコキ使う。
そんな地獄の労働システムだった。
本書はそんな理念経営が、ワタミの事業拡大とともに外食産業のみならず、介護界、教育界に伝搬、それぞれをブラック化させていく様を紹介。
国会議員にまでなりおおせた渡邉美樹という存在について検証する。

<目次>
序章 絶望的な介護現場は渡邉美樹を映した鏡
第一章 ワタミ崩壊~どうか助けてください、阿鼻叫喚の声が聞こえる~
第二章 渡邉美樹の所有物となる理念経営
第三章 渡邉美樹のせいで介護業界が大崩壊
第四章 無茶苦茶な言いがかりと恐怖政治で支配された郁文館学園
第五章 洗脳とセックスに狂う渡邉美樹チルドレンたち
第六章 まごころさんの絶望と、妄想まみれの議員生活
______




2015年4月18日土曜日

『困った隣人 韓国の急所』 井沢元彦 呉善花

『困った隣人 韓国の急所』 井沢元彦 呉善花





後進アジアの革命はみな軍事クーデターだった。
軍事クーデター=悪というのが日本の認識だが・・
旧支配階級は地主、新興資本家が権力を牛耳っているため



日本は、同じ儒教の影響を受けても、忠と孝の一体ができたが、韓国はそうならなかった、あくまで自分の血縁一族への孝が第一であり、国に対する忠は後回しになった。腐敗の原因になっている。


日本は、私を捨てて大義に就く、血縁を超えて忠を優先する。



中国も儒教の本家、儒教というのはファミリー絶対優先。日本は、これではいけないということで、忠孝一致にした。
反日義兵軍の大将のもとへ父親が亡くなったと連絡がきたら、大将が返ってしまし、一軍は瓦解したが、韓国では賞賛される。



東日本震災の時も、家族が行方不明の中でも中国から働きにきた従業員の避難を優先させたり、避難所で自分の子供には我慢させて、他の子供におにぎりを分けたり、実家へ帰ると連絡したら、親がもっと大変なおもいをしている人を助けなさいと他のボランティアに参加したなど。こういうのは韓国人には理解できない。



日本人は勝ち負けや出身にこだわらない、例え勝っても、勝負は時の運だとか言って敵に花をもたせたりする。



困った隣人 韓国の急所(祥伝社新書313)


**************************************

食べたくて悶える店づくりを全力サポート
※飲食店店舗診断 無料繁盛店レポートプレゼント実施中
株式会社クインテッセンス 飲食店支援部
東京都千代田区麹町4-8 麹町高善ビル2F
HP: http://www.monzets.com

Tel   050-3367-1861
    050-3367-1862
Fax   050-3730-6736
E-Mail   info@quintessence.co.jp

オモシロキコトモナキ世ヲオモシロク@クマ吉 http://omoshiro365.blogspot.jp
読書習慣@クマ吉        http://book-kuma.blogspot.jp
飲食店を作ろう!Twitter     https://twitter.com/monzets_q
キャンプへ行こう!@クマ吉  http://ryhiruma.wix.com/camp
儲かる飲食店のつくり方    http://kuma-club.blogspot.jp

**************************************

2015年4月10日金曜日

『もう一度会いたくなる人の仕事術』 千田琢哉

『もう一度会いたくなる人の仕事術』 千田琢哉 





成功者とそれ以外の人の差は
努力量ではなく「がんばり方」



ダラダラと雑用するのは
命の無駄遣い



30分会うために1時間かけてやってくるのが
大人の恋愛



一流の人と出会いたかったら
別の分野で自分が一流になる



クロージングの2倍のエネルギーを
アフタサービスに注ぐ



好きなことを見つけるために

食わず嫌いをなくしておく





**************************************

食べたくて悶える店づくりを全力サポート
※飲食店店舗診断 無料繁盛店レポートプレゼント実施中
株式会社クインテッセンス 飲食店支援部
東京都千代田区麹町4-8 麹町高善ビル2F
HP: http://www.monzets.com

Tel   050-3367-1861
    050-3367-1862
Fax   050-3730-6736
E-Mail   info@quintessence.co.jp

オモシロキコトモナキ世ヲオモシロク@クマ吉 http://omoshiro365.blogspot.jp
読書習慣@クマ吉        http://book-kuma.blogspot.jp
飲食店を作ろう!Twitter     https://twitter.com/monzets_q
キャンプへ行こう!@クマ吉  http://ryhiruma.wix.com/camp
儲かる飲食店のつくり方    http://kuma-club.blogspot.jp

**************************************

2015年4月5日日曜日

『女川一中生の句 あの日から』 小野智美(編)

『女川一中生の句 あの日から』 小野智美(編)





鈴木友理 3年生

あの日、山の上の中学校にいた。地震後、高校から下校途中の姉が中学校へやってきた。やがて母も駆けつけた。
「お姉ちゃんと一緒にいなさいよ」。母は町の自宅へ祖母を迎えに行った。それが最後の言葉となった。その日に限って朝、「行って来ます」と言わなかった。

7月、葬儀をした。父が手を尽くして集めた写真を袈裟に包んで荼毘に付した。その時だけ、父の前で涙を見せた。

空の上 見てくれたかな 中総体 (11月)


母と祖母に今、一言だけ伝えられるなら、何を?
そう問うと・・笑顔を作りながら、声にならない声で答えてくれた。

今伝える 今まで本当に ありがとう (11月)






佐藤亮太 2年生

雀の子 とべよとべよと せかす母 (5月)


5月にこう詠んだ。雀の子は町のこと。早く復興せよ。
母の言葉に重ねた。よく母に言われたのは「早く起きなさい」「早く勉強しなさい」
母と祖父母の4人家族だった。

あの時に 見た光景は 忘れない (5月)


学校から女川港一帯が見えた。
母たちが経営するスーパーを波はのみこんでいた。
4日後、迎えに来たのは叔父だった。母、祖母、曽祖父母も帰ってこなかった。
11月の句

会いたいよ 今も変わらぬ この気持ち (11月)








阿部美紅 1年生

地震直後、学校の近所に住む祖母が迎えにきてくれた。上履きのまま、高台の祖母の家に急いだ、道中、涙が止まらなかった。
翌日、外へ出ると、変わり果てた町の光景が広がっていた「見たくない」と祖母の家に引き返した。
津波は浜辺の自宅を沖へ流した。

そばにいる 仲間がずっと そばにいる (5月)


家を失った友達は次々と転校していった。
でも、電話やメールでつながることはできる。そう確信をもって5月の句をつくった。

今は、仮設住宅に暮らす。
家の明かりを失った町の夜は暗闇に包まれる。
「空の方が明るいかな」
これまで気にも留めなかった夜空を見上げた。無数の星。
震災地を支援し続けてくれる日本中の人々、世界中の人々の数に重なった。11月の句には感謝をこめた。

星の数 みんなの思い 光ってる (11月)







佐々木真綾 2年生

高台の中学校から女川港が見えた。母の勤務先の5階建てビルの屋根まで黒い波が迫り、泣き叫んだ。
先生が整列を求めた、女子の列の外に男子を立たせて、「右側の山を見て歩きなさい」。先生は左の女川港(海側)を見ないように指示。
雪が降り続く中、学校より高台へ避難した。
新学期、子供を亡くした先生がいた。悲しみに沈んだその表情を見つめ、瓦礫だらけの道端に咲くタンポポが思い浮かんだ。

いつだって 道のタンポポ 負けてない (5月)


中学の吹奏楽部で打楽器を教えてくれた先輩が亡くなった、故郷の景色は一変した。
津波の衝撃は忘れない。自然は怖くなった。しかし、わたしたちは自然とともに生きてゆく。負けられない。






星澤岬 3年生

海の町に生まれたのだから・・と両親に海にちなんだ名前をつけてもらった。
夏は海水浴、素潜りも楽しんだ、海は大好きだった。
その海が、敵になるなんて。
高台の中学校から、「あれは何?」数秒、凝視した。目の前の光景が理解できなかった。女川港を囲んでいた町が水没して、一面が海になっていた。

うらんでも うらみきれない 青い海 (5月)


港から2kmはなれた、自宅まで波は到達、大きな漁船が流れ着き、家は残らなかった。
跡地の瓦礫を掻き分け探したが、ペンたてぐらいしか見つからず、買ったばかりのギターも無かった。

いつも思う 夜の星見て 明日も良い日 (11月)


国語は得意ではないが11月の俳句の授業は待ち望んでいた。「今の思い」を残したかったから。震災前には無かった気持ちだ。津波で家を失ってから変わった。
「良い日」も震災前とは違う。
家族や友達と楽しく過ごすことがなにより大事。一日一日の思い出を大切にしたい。





渡邊佳菜絵 3年生

5月、先生たちの心を打った句。
瓦礫と化した町を大人でさえ、正視できずにいた。

見たことない 女川町を 受けとめる (5月)


あの日は学校にいた。2日後、迎えに来た母と歩いて帰った。
道中、同級生の家の前、土台しか残っていなかった、涙があふれた。
自宅がある高台へ。何事も無かったように家並みが続く、涙がまた溢れた。
無事の家を知って何でまた泣いたのか?
「自分のうちだけ残ってしまって・・・」
そう答えただけで口を結んだ。震える唇は開いてみたが、声は出せず、ぼたん、ぼたん、と大粒の涙がこぼれた。
中学卒業後はパティシエをめざす。
この町で菓子店を開きたい。





新田周子 3年生

高台の自宅は無事だった。
5月、近所で仮設住宅の建設が始まった。朝、カンカンカンと工事の音が響く中、学校へ向かう、頑張るぞ!

工事中 沈む私の 応援歌 (5月)


あの日、中学校にいた。
翌日、母と兄が来た。
母に聞かれた「お父さんは?」
PTA会長だった父が中学校にいると思っていた。
父は一旦高台へ避難したあと、また、町の中心部へもどったと勤務先の人から聞かされた、消防団員だった。
「お父さんのことだから、避難所のお世話で忙しいんでしょ」と母は捜しに行かずに待っていた。
2週間後、母は「3日に1度は行こう」と意を決して遺体安置所に通い始めた。いつも入口まで一緒に行った。
父に会えぬまま、母は疲れきって出てきた。
やがて安置所は閉鎖された。
こう思うようにした。
お父さんは長い旅に出た。
だから悲しむ必要はない。私は家族の元気の源になろう!

6月に辛さをこらえきれず、1日だけ学校を休んだ。
悲しみに沈む母の胸にはすがれない。一人きりになって泣いた。

お父さんを見つけたいと思う?という記者の質問
「ずっと旅に出ていてほしい。今頃はインド洋に行って、違う民族になって暮らしているかな」
涙を拭って、微笑んでくれた。




 **************************************

食べたくて悶える店づくりを全力サポート
※飲食店店舗診断 無料繁盛店レポートプレゼント実施中
株式会社クインテッセンス 飲食店支援部
東京都千代田区麹町4-8 麹町高善ビル2F
HP: http://www.monzets.com

Tel   050-3367-1861
    050-3367-1862
Fax   050-3730-6736
E-Mail   info@quintessence.co.jp

オモシロキコトモナキ世ヲオモシロク@クマ吉 http://omoshiro365.blogspot.jp
読書習慣@クマ吉        http://book-kuma.blogspot.jp
飲食店を作ろう!Twitter     https://twitter.com/monzets_q
キャンプへ行こう!@クマ吉  http://ryhiruma.wix.com/camp
儲かる飲食店のつくり方    http://kuma-club.blogspot.jp

**************************************

2015年3月25日水曜日

『読むだけで心がラクになる22の言葉』 本田健

『読むだけで心がラクになる22の言葉』 本田健






運気が下降気味の時は
「どうせうまくいかないなら、やめちゃおう」という無責任な態度を取れるぐらいの開き直る人の方がうまくゆく


自分よりもっと苦しい人の幸せを願う


不安は、冒険の始まりだ!と静かに3回言ってみよう


見返りを求めている間は本当の愛ではない


あなたが無条件で愛せそうな人は誰でしょう


ポジティブ思考は自分を苦しめる


人を励ますとかえって相手が苦しくなってしまうメカニズムがある


良い、悪い、の判断を手放せば人生はもっと楽しくなる


今から、人生をワクワクに変えるストーリーを3通り考えましょう。


これから始まる奇想天外なドラマを具体的にイメージしてみよう


誰でも人生の得意分野と不得意分野がある



未来は選べる!




**************************************

食べたくて悶える店づくりを全力サポート
※飲食店店舗診断 無料繁盛店レポートプレゼント実施中
株式会社クインテッセンス 飲食店支援部
東京都千代田区麹町4-8 麹町高善ビル2F
HP: http://www.monzets.com

Tel   050-3367-1861
    050-3367-1862
Fax   050-3730-6736
E-Mail   info@quintessence.co.jp

オモシロキコトモナキ世ヲオモシロク@クマ吉 http://omoshiro365.blogspot.jp
読書習慣@クマ吉        http://book-kuma.blogspot.jp
飲食店を作ろう!Twitter     https://twitter.com/monzets_q
キャンプへ行こう!@クマ吉  http://ryhiruma.wix.com/camp
儲かる飲食店のつくり方    http://kuma-club.blogspot.jp

**************************************

2015年3月10日火曜日

『ご利益 人生が豊かになる!金縁の法則』  佐藤伝



『ご利益 人生が豊かになる!金縁の法則』  佐藤伝




お金を単なるモノではなく「エネルギー」として尊敬する


褒められたら謙遜ではなくお礼を


お金の扱いはゆっくりと丁寧、送り出すときは明るくさわやかに


生活の基盤となる公共料金などはおおらかに送り出すことで新たなお金が舞い込みます


ワクワクとお金を貯められるようになると驚くほどたまる


引き落とし専用口座を持つ、出るものは追わず、使ったお金は忘れる


当たるつもりで宝くじを買う


情けは人のためにならず、めぐりめぐって自分に帰る


お金の使い道はじっくり考える


ひらめきを信じると必要かつ本当に欲しいものが確実に手に入る


迷ったときは買うのをやめる



口コミにあまり左右されない




 **************************************

食べたくて悶える店づくりを全力サポート
※飲食店店舗診断 無料繁盛店レポートプレゼント実施中
株式会社クインテッセンス 飲食店支援部
東京都千代田区麹町4-8 麹町高善ビル2F
HP: http://www.monzets.com

Tel   050-3367-1861
    050-3367-1862
Fax   050-3730-6736
E-Mail   info@quintessence.co.jp

オモシロキコトモナキ世ヲオモシロク@クマ吉 http://omoshiro365.blogspot.jp
読書習慣@クマ吉        http://book-kuma.blogspot.jp
飲食店を作ろう!Twitter     https://twitter.com/monzets_q
キャンプへ行こう!@クマ吉  http://ryhiruma.wix.com/camp
儲かる飲食店のつくり方    http://kuma-club.blogspot.jp

**************************************

2015年3月5日木曜日

『ラーメン二郎にまなぶ経営学』 牧田幸裕

ラーメン二郎にまなぶ経営学 牧田幸裕




売り上げの構成 繁盛店は深い構成の売上
①「少数の顧客が繰り返し買う」ことで構成 (深い構成)
②「多数の顧客が1,2回買う」ことで構成 (広い構成)


・武蔵  シックな内装におしゃれなユニフォーム アパレル出身の山田雄氏の発想。異業種からのラーメン業界参戦。秋刀魚煮干を中心に昆布、とんこつなど動物系だしをぶれんど和風しょうゆ味。原価率はオープン当初は65%に達した。完成度が高い、そこに新たな新機軸を打ち出す。「15種類のきのこそばトリュフ添え」「酒粕ラーメン」「梅ガーナ」など既成概念はまったく関係なし。想像力が武蔵の特徴


・一風堂  力の源カンパニーが経営するラーメン屋、河原成美、「汚い店がうまい店」が一般的だった博多で 「女性が一人でも気軽に入れるラーメン屋」をコンセプトに、「九州に一陣の風を吹かせたい」という志でオープンした。博多ラーメンは、血抜きもそこそこのとんこつを煮出したフルボディだしで、とんこつ特有の臭さを感じる野趣あふれるスープが特徴だった、一風堂は、背骨と拳骨を一昼夜かけて煮出すが、強力な火力で余分な脂を飛ばし、旨みだけを残したスープして、とんこつスープの概念を変えたといわれる。スープには、数種類の野菜と油をブレンドした自家製の香油を出し、味の奥行きを出している。単に食事を提供するならその大部分は機械でもできる。ぼくたちはお客様の時間を預からせて頂いているので、その時間内でできる最高のパフォーマンスを提供できなければいけない。BGMはモダンジャス、スタッフの感度の高さ、厨房との連携の緻密さ、チェック項目をいくつも作り高いサービスレベルを担保している。



1、  既存のラーメンの定義のとらわれない
2、  自ら信念をもった「尖り」がある
3、  顧客の声を聞くのではなく、自ら顧客に「尖り」をぶつける


二郎の「大」は500gもあるのか、それは、慶応大学の相撲部、野球部、などと親しい関係にあり、彼らに腹いっぱいに満足してもらい帰ってもらう、山田拓美氏も大の相撲ファン。「愛情」が感じられる。価格を下げるためにも製麺を自ら行う店舗が多い、作業工程が増えるもののコストを下げ、特徴を出すことはできる。


一般的なラーメン屋は、120~150g
二郎は200~300g
量を求める顧客層が、二郎にとって重要なのだ。



豚は、二郎では、通常50g、「豚のトッピング」で150~200g、「豚ダブル」で200~300g、満来も200~300g この二店は、「立体チャーシュー」。ともに【お腹いっぱいになってもらう】ことを提供価値にしている、だから、麺もトッピングも多く、スープもフルボディ、【多い、濃い】の中で普通のチェーシューなら存在感が消されてしまう。だから、チャーシュー自身にも「尖り」を持たせるのだ。


成功するラーメン屋はどこでも揚げネギのにおいが強烈だとか豚の背油が大量に浮いているとか、印象に残る個性を持っている。最初はたいてい賛否両論をよぶが、それらの店が個性を磨くことはあっても、引っ込めることはない、個性こそが自店の美味しさの源だって知っているからだ。


日清食品の安藤宏基社長は就任に所信で「創業者精神の継承」とスローガンとして「妥当カップヌードル」を掲げた。UFOやどんべえ、カップヌードルというヒット商品があったが、それを超える商品を作らないと生き残れないという従業員に対するメッセージであった。社内に蔓延するメガブランドに依存するぬるま湯体質、カップヌードル・シンドローム打破



二郎の家訓
一、清く正しく美しく、散歩に読書にニコニコ貯金、週末は釣り、ゴルフ、写経
二、世のため人のため社会のため
三、Love & Peace & Togetherness
四、ごめんなさい、ひとこと言えるその勇気
五、味の乱れは心の乱れ、心の乱れは家庭の乱れ、家庭の乱れは社会の乱れ、
   社会の乱れは国の乱れ、国の乱れは宇宙の乱れ
六、ニンニク入れますか?


**************************************

食べたくて悶える店づくりを全力サポート
※飲食店店舗診断 無料繁盛店レポートプレゼント実施中
株式会社クインテッセンス 飲食店支援部
東京都千代田区麹町4-8 麹町高善ビル2F
HP: http://www.monzets.com

Tel   050-3367-1861
    050-3367-1862
Fax   050-3730-6736
E-Mail   info@quintessence.co.jp

オモシロキコトモナキ世ヲオモシロク@クマ吉 http://omoshiro365.blogspot.jp
読書習慣@クマ吉        http://book-kuma.blogspot.jp
飲食店を作ろう!Twitter     https://twitter.com/monzets_q
キャンプへ行こう!@クマ吉  http://ryhiruma.wix.com/camp
儲かる飲食店のつくり方    http://kuma-club.blogspot.jp

**************************************

2015年2月27日金曜日

『図解で身につく!ドラッカーの理論』 久恒啓一

『図解で身につく!ドラッカーの理論』 久恒啓一



マネジメントの要点は、セルフマネジメントにあり、セルフマネジメントはまず時間管理(タイムマネジメント)から始まる。
時間を有効に使う、「時間の使い方を記録する」「時間の使い方を分析する」「時間をまとめる」

小さな用事は一つの時間帯に集中させ、1日、あるいは、半日にまとまった時間を捻出して時間をかけるべき仕事に回すことが良い


次の半年に行うべきこと
「集中すべきこと」「改善すべきこと」「勉強すべきこと」優先順位が問題



「いつも失敗してきた、だから、もう一度挑戦する必要がある」

挑戦する、力がつく、さらにチャレンジ、能力伸びる、知的生産と能力伸長の好循環

誰が見てなくても、「神々が見ている」=「良心」
日本人の場合、神の目より、自分の心の中にある倫理観を行動ものさし



学習の到達度
1、 理解できる 2、企画できる 3、伝達できる



コンピテンシーとは、単なる能力ではない
「成果に直結する能力」
「ベストの判断できる能力」
「状況を変革、創造できるレベル」



成し遂げる能力の本質は習慣的な力である
人間は習慣の束である


重要な事項にだけ絞り込んで決定数をむやみに増やさない、
基本的な問題か例外的な問題かを判断する、8割は基本的な問題だから原則を基準に判断する
妥協的な決定ではなく、原則的な判断


決定されたプランを具体化する行動方法や取組手順、実行責任者や担当者が明確になっていない意思決定は、実は決定ではなく単なる「意図」にすぎない


全員が一致した意見というのは、リスクが高いので決定すべきではない、不一致は選択肢があるということ


リーダーシップというのは神秘的なものではなく、平凡で退屈なもの
リーダーシップを「仕事」と捉える、地位や特権ではなく「責任」ととらえる。部下に成功させる



定年が「人為的な死」になりかねない

職を失うこともあるだろうが、これは「新しいキャリアへの出発点」と考える

本業以外にセカンドキャリアを持つことは生き方を多様にしくれる、複数のキャリアを持つ方がよい

「木が倒れてもそれを聞く人がいなければ音はしていない」
※聞く人がいないと会話、コミュニケーションは成り立たない、コミュニケーションの主体は情報の発信者だと思われがちだが、受信者が主体なのである

情報の送り手と受け手には人間的な感情的なつながりが必要でこれこそが本質
優れたコミュニケーションとは、情報の交換ではなく、知覚・感情の共有

マネジメントとは組織社会で
知識を行動に具体化することに責任を持つ者である
そして、
マネジメントは人間に属するものではなく、「仕組みや役割そのもの」である
300年続いた江戸幕府も個人ではなく仕組みを作った合議制

マネジメントが1人に頼るものなら、その人がいなくなると組織は機能しなくなる

マネジメントは、組織の成果を上げ、目的を果たし、個人を幸福にするもの

ドラッカーの言うマネジメントとは
1、人間に関わるもの。すぐれて人間的なものである
2、人と人との関係に関わるもの。国や文化と深い関連を持つ
3、組織のメンバーに仕事に共通する価値観と目標を持たせる役割がある
4、組織とそこに所属するメンバーを成長させるもの。そのために教育、訓練を施す必要がある
5、組織に所属するメンバー間の意思疎通、責任の確立などを促すもの
6、数字だけでなく、組織活動に関わる多様で総合的な評価基準を持つ
7、顧客満足という最大、最終の目的


企業の目的は、顧客の創造する

顧客創造には、マーケティングとイノベーションが必要

お客が何を欲しがっているかという需要側の基準でマーケティングを行い、イノベーションを模索しなければいけない

イノベーションが潜在顧客・・新規市場の開拓に寄与する

利益とは企業の目標達成と事業存続のための必要コストである、明日のコストとリスクをまかなう先行投資

ベンチャー企業の戦略
1、総力戦略 →イノベーションを引っさげて市場に参入して一気に首位の座を確保
2、ゲリラ戦略 →既に先行する企業がつくった既成市場に後発で参入する
3、ニッチ戦略 →隙間を狙う、限られた小さな分野で首位の座を狙う
4、顧客創造戦略 → サービスは既存のままで使い勝手を変え新しい価値を提供する

組み合わせて戦略を編み出せ

ランチェスター戦略理論
「第一法則」弱者の戦略と「第二法則」強者の戦略
弱者の戦略は一騎打ち戦略、局地戦、接近戦を挑む、敵の弱い部分をつく、物量において不利を挽回する



部分的だが不可欠な地位を築く
ニッチ戦略
市場の一部で代替のきかない存在になる
限定されているがゆえに競争相手が現れにくく、限られた領域の目立たない支配企業になる

新しいサービス、商品を創りだすことなく新しい市場を創りだす方法
「顧客創造戦略」 それまでになった新しいニーズを喚起する、売り方や価格設定を変える
1、効用  カタログ販売
2、価格  CDのレンタル ゼロックスが1台ではなく1枚
3、事情  分割支払い
4、価値  PC設定サービス




社会と個人はお互いに補助しあう、調和すべき関係にあると指摘し、それが安定した社会を回復するために必要

個人は社会の中で、自分の位置づけや果たすべき役割を認識することで社会とのつながりを見出すことができる。位置づけや役割を確認できないと人にとって社会は存在しないも同然

「すでに起こった未来」
基本的、不可避的な変化でありながら、その影響がまだ現れていない事象を発見する


出生率の変化
高齢化
新築住宅は減、外国人労働者、中古住宅は活発
他の国の発展 産業構造変化 資源 

イノベーションは天才の仕事にあらず
明確な目的意識、よく練られた方法論、精密な分析などによる凡人の地道な努力から生まれるものである、画期的であるよりは継続的であり、独創的であるというより体系的な性質を持つ

いつ訪れるか分からないひらめきより、地道に「さらによくしよう」とする継続的姿勢がイノベーションには必要

「イノベーション」は仕事にほかならない
邪魔するものは、過去の成功体験



**************************************

食べたくて悶える店づくりを全力サポート
※飲食店店舗診断 無料繁盛店レポートプレゼント実施中
株式会社クインテッセンス 飲食店支援部
東京都千代田区麹町4-8 麹町高善ビル2F
HP: http://www.monzets.com

Tel   050-3367-1861
    050-3367-1862
Fax   050-3730-6736
E-Mail   info@quintessence.co.jp

オモシロキコトモナキ世ヲオモシロク@クマ吉 http://omoshiro365.blogspot.jp
読書習慣@クマ吉        http://book-kuma.blogspot.jp
飲食店を作ろう!Twitter     https://twitter.com/monzets_q
キャンプへ行こう!@クマ吉  http://ryhiruma.wix.com/camp
儲かる飲食店のつくり方    http://kuma-club.blogspot.jp

**************************************

2015年2月13日金曜日

『悩むだけ損』 藤村忠寿 嬉野雅道(水曜どうでしょうディレクター)

『悩むだけ損』 藤村忠寿 嬉野雅道(水曜どうでしょうディレクター)





労働組合の委員長をやった時、会社に対する不満を聞いた「トイレが狭い」「残業が多い」などの具体的な不満は少なく、多かったのが、「会社の未来がわからない」という漠然とした不安、「じゃー何が原因だと思いますか」と聞けば「幹部にリーダーシップがない」「統率力がない」「強力なリーダーシップが必要」という、一人にリーダーの指導者のもとに全社員が言われたとおりの仕事をするような会社がしたいか?会社の未来を考えるのは自分たちだという意識ができた。

日本にリーダーシップが必要か、日本の未来を考えるのは自分たちだという意識が必要、大人が日本の未来に責任を持たなければならない、金持ちになりたいのか、子どもが元気に育てば良いのか、どんなエネルギーを使うのか、「何かを変えてくれそう」という漠然とした期待感だけでカリスマ指導者の出現を待ちわびて、国民が愚民になってはいけない


2万円をもっているつもりで、実際は2000円しかなければそれはツライ。
実際に入っているお金は少ないことを確認するということは、諦めるということではなく、自分をしっかりと確認するということだ。


会社名や肩書きで自分の財布が一杯になっている人が会社を辞めたとたん、実施の財布の中身がわかってしまう。


毎日が常にハッピーであれば「人生で一番大事なことはなんですか?」なんて考える必要はない。
毎日がハッピーな人なんていない。人から見たらどうでもいいことでも、落ち込んだり、幸せだと感じることがある。不幸だと思う時間を減らせばいい、綺麗が夕日を見たり。


人生ってなんだろうと考える時、「いろんな人と、いろんな話をすることじゃないか」共感しあえることで生きていゆける


ペット飼う人の心裡、要するにあなたは、自分の能力を持て余している、情熱を持って打ち込むものがほしい、なにかを忘れたい、だからペットへの愛情へとなっている



子どもがおもちゃを欲しがる、友達が持っている、友達は楽しそう、だから自分も欲しい、とにかくほしい、手に入れるという欲求が満たされると、あっさりポイ捨てする。これが中学生ぐらいになると、友達と同じものは嫌だ、自分だけのものが欲しい、ダサイとなる




**************************************

食べたくて悶える店づくりを全力サポート
※飲食店店舗診断 無料繁盛店レポートプレゼント実施中
株式会社クインテッセンス 飲食店支援部
東京都千代田区麹町4-8 麹町高善ビル2F
HP: http://www.monzets.com

Tel   050-3367-1861
    050-3367-1862
Fax   050-3730-6736
E-Mail   info@quintessence.co.jp

オモシロキコトモナキ世ヲオモシロク@クマ吉 http://omoshiro365.blogspot.jp
読書習慣@クマ吉        http://book-kuma.blogspot.jp
飲食店を作ろう!Twitter     https://twitter.com/monzets_q
キャンプへ行こう!@クマ吉  http://ryhiruma.wix.com/camp
儲かる飲食店のつくり方    http://kuma-club.blogspot.jp

**************************************