『ワタミ・渡邉美樹 日本を崩壊させるブラクモンスター』
中村淳彦
理念とは「物事について、こうあるべきという根本的な考え」と定義とされている。
「ワタミの経営理念は自分の魂の叫び」
「24時間死ぬまで働け」という有名な理念に従い、意識や姿勢、人格や性格まで変貌して低賃金の長時間労働に走っている。
理念の追求という名目で従業員を美辞麗句によって支配し操る会社
従業員の女性が自殺した問題
遺族側は、真相究明と再発防止、ワタミ側の「誠実な」対応を求めた。
「渡邉美樹氏をはじめ、社内で責任ある立場の人が出てきて、遺族と会ってほしいという要望を提出しているが、実現してない」
会社側の回答は「会長との1回だけの面会」「面会時の録音不可」「労働組合の立会い不可」
加害者側が条件をつけるというあり得ない要望だった。
その後、ワタミは名古屋地裁に異例の加害者側から民事調停を申立てをした、申立ての趣旨はワタミ側が損害賠償の金額を決定するというものだった。
結局、裁判になり、渡邉氏が出廷する口頭弁論では、20人以上のワタミ社員が押しかけて原告側の支援者に傍聴席を確保させないように嫌がらせをした疑いがもたれた。
理念研修は、主に早朝に行われ、勤務時間外に開催されていることは言うまでもない
無限の我慢の論理であり、非常に悪質な精神論
全国津々浦々で膨大な人間が踊らされている「夢」という言葉
何の能力もない意識だけが高い若者のために無償、無条件で強力などするはずがない
「みんなの夢アワード」
目をキラキラさせた若者たちが、心から、社会のため、日本のためを思って参加している。そして、渡邉美樹は彼らの理解者のふりをしながら売名、政治利用をしている、気持ちが悪いイベント。
自分がない人間は、強い言葉にすがるしかない。
ネガティブな問題を「官」に責任転嫁。そこに、病院や介護施設の経営を立て直した、正義の味方、渡邉美樹が日本の救世主として登場するという自作自演のシナリオ
知名度は本格的に全国区になり政界進出。
53歳で文部科学大臣、55歳で総理大臣になると吹聴していたという
低賃金で長時間働かせて利益をあげるというワタミ経営をそのまま教育現場に持ち込んだ。
郁文館学園。
受験生や保護者が渡邉美樹の異常さに気づき志願者は募集人数を大幅に減らしている。
学校で、結婚している女性事務員が渡邉美樹(妻子持ち)と校長を股にかけて不倫していた。火のないところには煙は立たない。
俺と一緒になろうって口説いて旦那さんと離婚までさせている。渡邉の言葉を信じて離婚をしたMさんに「君の中に自分が求めるものがなかった」との一言メールをして関係を断絶している(週刊朝日、2010.4.30)
後から1500万円の縁切り料を渡邉側が支払ったとされる。
学園トップの不倫は学校関係者、父母までに知れ渡り郁文館夢学園は教育現場の体をなしていなかった。
ワタミ店長実名告発!「僕は目の前の焼き鳥が冷めていくのが耐えられない」という記事が掲載された。
内容は、感情論、精神論一色の衝撃的な告白。
ワタミの問題は、「労働基準法違反」「人命にかかわるコンプライアンスの問題」であるのに・・通常の感覚を持っていれば、店舗スタッフの労働基準はどうなっているか、それに対する改善策などを述べるだろうが、この店長は一切を無視して「ブラックなんていう声は関係ない」「毎日懸命に働く人生に価値がある」と、堂々と労働基準法違反を宣言して、社会と会話をする気がないスタンスである
茶話本舗の藤田英明は、渡邉美樹に影響を受けて「介護の産業化」「社会保障の産業化」を掲げている。
「感動をシェアしよう」「介護職の夢と誇りをのせて」「介護から日本を元気にしたい」「同志!」など『介護ポエム経営』に着手している。
渡邉チルドレンの一人、「てっぺん」居酒屋 大嶋啓介
朝礼でお互いの夢や仲間について絶叫しあいながら、テンションを上げて覚醒状態にして営業に突入するというものだ。
誰もが否定しづらい「夢」という言葉を利用して、従業員を洗脳して、自社の利益、自らの売名につなげている。
若者たちの純粋な「夢」を利用して、自身がセルフブランディングする渡邉美樹方法をそのまま踏襲した。
人に夢を語らせて自分が肥えるという「夢喰い」と言われる手法。
福岡市の小学校教諭が、自分の担当学級に、この朝礼を独断で持ち込み事件になった。小学校2年生の子供たちは大嶋と教諭に誘導されるままに、絶叫挨拶している。
「スーパーハッピー!ついてる!ついてる!」と叫ばされていた。
何もわからない子供に絶叫朝礼をさせる正視できない映像だ。
渡邉美樹と宗教的団体を融合させて生まれた儀式を義務教育に持ち込んだ。
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内容紹介
日本にブラックを蔓延させた渡邉美樹とは何者か!? 現代社会を生きるための自衛の書
Q:「ブラックと呼ばれるワタミの渡邉美樹さんについて本を作っているのですが、コメントお願いできますか?」
A:渡邉美樹事務所「…タイトル的にはなかなかよろしくない本のようですね」
いまやブラック企業の代名詞となったワタミ株式会社の創業者・渡邉美樹。
彼がワタミで作り上げた経営理念とは、「夢」「やりがい」「仲間」などという綺麗な言葉で労働者を洗脳し、骨の髄までコキ使う。
そんな地獄の労働システムだった。
本書はそんな理念経営が、ワタミの事業拡大とともに外食産業のみならず、介護界、教育界に伝搬、それぞれをブラック化させていく様を紹介。
国会議員にまでなりおおせた渡邉美樹という存在について検証する。
<目次>
序章 絶望的な介護現場は渡邉美樹を映した鏡
第一章 ワタミ崩壊~どうか助けてください、阿鼻叫喚の声が聞こえる~
第二章 渡邉美樹の所有物となる理念経営
第三章 渡邉美樹のせいで介護業界が大崩壊
第四章 無茶苦茶な言いがかりと恐怖政治で支配された郁文館学園
第五章 洗脳とセックスに狂う渡邉美樹チルドレンたち
第六章 まごころさんの絶望と、妄想まみれの議員生活
Q:「ブラックと呼ばれるワタミの渡邉美樹さんについて本を作っているのですが、コメントお願いできますか?」
A:渡邉美樹事務所「…タイトル的にはなかなかよろしくない本のようですね」
いまやブラック企業の代名詞となったワタミ株式会社の創業者・渡邉美樹。
彼がワタミで作り上げた経営理念とは、「夢」「やりがい」「仲間」などという綺麗な言葉で労働者を洗脳し、骨の髄までコキ使う。
そんな地獄の労働システムだった。
本書はそんな理念経営が、ワタミの事業拡大とともに外食産業のみならず、介護界、教育界に伝搬、それぞれをブラック化させていく様を紹介。
国会議員にまでなりおおせた渡邉美樹という存在について検証する。
<目次>
序章 絶望的な介護現場は渡邉美樹を映した鏡
第一章 ワタミ崩壊~どうか助けてください、阿鼻叫喚の声が聞こえる~
第二章 渡邉美樹の所有物となる理念経営
第三章 渡邉美樹のせいで介護業界が大崩壊
第四章 無茶苦茶な言いがかりと恐怖政治で支配された郁文館学園
第五章 洗脳とセックスに狂う渡邉美樹チルドレンたち
第六章 まごころさんの絶望と、妄想まみれの議員生活
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