2014年8月27日水曜日

『何のために働くか』  北尾吉孝

『何のために働くか』  北尾吉孝







稲森和夫さん曰く
「働くことが人間性を深め、人格を高くする。働くことは人間を磨くこと、魂を磨くことだ」



中村天風さん曰く
「人間出生、本来の使命は、宇宙創造の原則に即応して、この世の中の進化と向上を実現化するという使命をもって生まれてきたのである。この使命の遂行こそ働くという行為であり、人間本来の綿黙祷ものである。このような指名の遂行観に基づく自己実現の実感、これこそが生き甲斐なのだ」



男は7年ごとに自分お仕事について考えていくものだ
     ・・7年ぐらい同じ仕事し続けると、知識、経験が増え、人脈ができて、それがバリューになり次のステップにつながる。



ドラッカー曰く
「経営とは人を通じて正しいことをやることだ」
「経営者として最も大事なみにつけなくてはならないことのは品性だ」


働くことの対価をお金だと思っている若者が多いが、そうではありません。ギリギリの生活の中で掴んだ仕事の対価は「自らの成長」。


「あなたは人生の中で、どういうことに最も喜び、どういう事に最も悲しみましたか」と面接で質問する。
「親が亡くなったことです、今、生きていたら非常に喜ぶと思います」
「大学に入ったことが一番嬉しかった」
などなど月並みでない色々な回答が返ってくる。
また、次のような質問もする
「あなたこれからの人生を、どういう人生にしたいと思いますか」


社員の採用、登用は、「徳を重視する、徳のあるものを選ぶ」



史記
「士は己を知るもののために死しても可なり」

「勝者がすべてを取る」(Winner takes all) ネット社会とは一番にならないといけない。



渋沢栄一 道徳経済合一説
営利の追求も資本の蓄積も道義に合致して仁愛の情にもとらぬものでなければならない


「徳ある者は必ず言あり」


夕食を野菜ジュースと果物で済ますことがある、運動をする、二時間は絶対にいかない。
健康管理術
ゴルフは絶対に行かない、時間がもったいないから、本を読んだり、散歩をしたり、自然の中で精神を休める方がいい。



仕事をやり遂げる上で絶対に欠かせないものを一つ挙げよと言われたら、「憤」の一字をあげる。憤には、「何するものぞ!」という負けじ魂がある、これがないと本物になれない。



志と野心を勘違いしている人がいる。志は、利他的なもので、共有され、後世に受け継がれてゆく。



日本は戦争に負けたことにより、その精神性を美学までに高めた武士道を捨てた。神道、儒学、仏教をうまく融合させて練り上げた独自の精神文化を捨ててしまった。




2014年8月10日日曜日

『 IDEA HACKS! 2,0 』  原尻淳一 小山龍介

IDEA HACKS! 2,0   原尻淳一 小山龍介


     持っているスキルと仕事の成功には因果関係はない

     スキル至上主義は捨てるべき、世の中に何を返せるかを考え実行する

     「方法から場」へ → 献身、貢献により業界や社会、会社、仲間といった「場」を豊かにすることで、自分も結果的に豊かになる

     半日断食 朝食(野菜ジュース) 昼(そば) 夜(断食)

     運動すると脳が鍛えられる 散歩も効果的

     フィールドワークのすすめ 現場に赴き「歩く、利く、見る」ことで様々な仮説やアイデアを構想する方法

     BスクールからDスクールへ かつてビジネススクールのように分析型の知識では不十分で、これからはクリエイティビティが必要になってくる。すなわちデザインスクール、デザインは、ビジネスプランやイノベーションも含めた広義のデザインを指す。

     素人のように考え、玄人のように実行する

     過去の正解を探すのではなく、未来の仮説を考える

     アップルには30年ロードマップがある

     出来るだけ早く失敗することを奨励するFail Fast 失敗するほど成功に近づく

     サイエンス思考とアート思考

     組織に縛られない「会社内個人」を目指す。

     神社やお寺にパワースポットがあるように、身近な場所に仕事が進むパワースポットを持つ。

     名刺を2枚持つ人が増えているが、ほとんど繰り返して見ることはない、なぜなら、セルフブランディングとは自己PRと勘違いしているからだ。相手との共感ポイントがなければ、もう二度と見られない名刺になる。ブランドと作るとは、自分本位ではなく、相手の立場にたって献身することだ。

     理想は「ライフワーク = ライスワーク」

     休日こそ「自分が主人公のもうひとつの物語をつくる」チャンス「日曜の休日は本来なりたいものに変身しよう」というコンセプト

     その人が持つ「未来へのベクトル」と「運動エネルギー」があって、その人に興味を持つ

2014年8月1日金曜日

『問題です。2000円の弁当を3秒で「安い!」と思わせなさい』  山田真哉

『問題です。2000円の弁当を3秒で「安い!」と思わせなさい』 
山田真哉





「感情」ではなく、「勘定」で考える


バイヤーは、直感やセンスだけでなく、常に数字で分析する能力


売れ残りが多いほど、「在庫コスト」すなわち、在庫管理のための人件費や倉庫代がかかる

すべてを売り切るわけではないので、「棚卸減耗損」と呼ぶ。

在庫は「罪庫」





客単価1万円の料亭が、昼にランチ1500円を始めた、その理由
     昼のお客様を夜に呼び込むため フロントエンド商品(集客商品)で、バックエンド商品(本命商品)を売る
     夜で残った食材を昼に回す
     昼営業しても固定費の負担が変わらない




プロスペクト理論
人間は得した喜びより、損をした苦しみ悲しみの方が2倍強い



ゼロは「失うリスクがない」だから「損失を回避できる」

ビタミンC1000mg
より
レモン50個分



設立から2年目までは、資本金1000万未満だと消費税が免除


昼の定食は、現金収入が得られるので資金ショートの危険を避けられる